ネイティブIP
現地の通信事業者がデータセンターに直接割り当てたアドレスブロックで、登録地と出口の地域が一致するため、サービスの地域判定でも自然に扱われます。特定の地域を長期的に固定して視聴する用途に向いています。データセンター回線は帯域と安定性を確保しやすく、視聴用の主力回線としてよく選ばれます。
下表は主要な配信サービスと地域ごとの対応状況、推奨回線をまとめたものです。「対応状況」は現時点の実測で利用できることを示します。配信サービスの地域区分や不正検知の仕様は随時変更されるため、長期にわたって変わらないことを保証するものではありません。
| 配信サービス | 地域 | 対応状況 | 推奨回線 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| Netflix | 米国 | 対応 | IEPL 専用線 | ライブラリの規模が最大級で、4Kコンテンツの比率が高い |
| Netflix | 日本 | 対応 | IEPL 専用線 | アニメと国内ドラマの更新が早い |
| Netflix | シンガポール | 対応 | IEPL 専用線 | 中国語圏と東南アジアのコンテンツが充実 |
| Netflix | 香港 | 対応 | 中継 | 香港の中国語ライブラリ、低遅延 |
| Disney+ | 米国 | 対応 | IEPL 専用線 | Star のコンテンツを含む |
| Disney+ | シンガポール | 対応 | IEPL 専用線 | 東南アジア向けライブラリで、米国版とは内容が異なる |
| HBO Max | 米国 | 対応 | IEPL 専用線 | 新エピソードの配信は米国が中心 |
| Hulu | 米国 | 対応 | IEPL 専用線 | 米国のみで展開、米国出口が必要 |
| YouTube Premium | 米国 / 日本 | 対応 | 中継 | 会員特典はアカウントの地域に紐づくが、通常の再生なら回線への要求は高くない |
| Prime Video | 米国 | 対応 | 中継 | 一部のオリジナル作品は米国のみで配信 |
| BBC iPlayer | イギリス | 対応 | IEPL 専用線 | イギリス出口が必要で、不正検知は比較的厳しい |
| その他の地域とサービス | — | 実測に準ずる | 直結 | まず直結で再テストし、必要に応じて専用線や中継に切り替える |
上表はよく使われる組み合わせのみで、利用できる範囲のすべてではありません。地域と回線の完全なリストはサーバー・回線一覧ページをご覧ください。
配信サービスはアクセス元の地域に応じてライブラリを出し分けています。同じドラマでも、米国では全話が配信済みなのに日本では週1話ずつの更新だったり、同じ映画でも地域によって字幕や音声のバージョンが異なったりします。いわゆる「解除」の第一段階は、出口を目標の地域に安定して固定し、サービス側にそのアクセスを現地ユーザーと判定させることです。
第二段階は不正検知の判定です。サービス側は出口IPの登録地やアドレスブロックの種別、同じアドレスブロックからの最近のアクセス傾向を確認します。アドレスブロックが大量に共有されていると、プロキシを検出したという表示が出たり、一部のコンテンツしか再生できなかったりします。同じサービスでも回線によって挙動が変わるのはこのためです。
第三段階は回線品質です。トップページを開くだけなら短い接続で済みますが、4K再生は数十分にわたる高ビットレートの転送になります。回線のジッターやパケットロスは、そのままバッファリングやビットレート低下、最悪の場合は再生停止につながります。回線選びでは、ピーク速度よりも安定性のほうがはるかに重要です。
どちらも回線リストに表示されますが、違いはアドレスブロックの由来と、サービス側の不正検知がそれをどう評価するかにあります。
現地の通信事業者がデータセンターに直接割り当てたアドレスブロックで、登録地と出口の地域が一致するため、サービスの地域判定でも自然に扱われます。特定の地域を長期的に固定して視聴する用途に向いています。データセンター回線は帯域と安定性を確保しやすく、視聴用の主力回線としてよく選ばれます。
一般家庭のブロードバンドに由来するアドレスブロックで、通常の家庭ユーザーの通信傾向に近く、サービス側の許容度は一般に高めです。その代わり地域ごとの提供範囲は限られ、コストも高く、可用性はサプライヤーに左右されるため、特定サービスの補助回線として使うのが向いています。
本サービスの回線タイプは IEPL 専用線、中継、直結の3種類で、すべての地域で住宅IPを提供することを保証するものではありません。特定のサービスが利用できるか、どの回線で利用できるかは、その時点の実測結果によります。
4Kのビットレートは1080pより大幅に高く、Dolby VisionやDolby Atmosはさらにその上に積み重なります。画質が上がるほど、サービス側が求める継続的な安定転送の条件は厳しくなります。Web閲覧では気づかない一瞬のパケットロスも、4K再生では一度のバッファリングとして現れます。
アカウントのプランが4Kに対応していること、再生デバイスが対応していること(テレビアプリと一部のクライアントが優先)、そして夜のピーク時間帯でも回線が安定していること。どれか一つでも欠けると、画質は1080p止まりになります。
症状から原因を照合し、まず最も確認しやすい手順から始めましょう。同じ地域の別の回線に切り替えて、もう一度テストします。
| 症状 | よくある原因 | 対処の考え方 |
|---|---|---|
| 「このコンテンツは現在の地域では利用できません」と表示される | 出口が目標の地域になっていない、またはその地域の回線がサービス側にマークされている | 目標地域の別の回線に切り替えて、再生ページを開き直す |
| 「プロキシまたは解除ツールを検出しました」と表示される | 現在のアドレスブロックがサービス側でデータセンターのアドレスと判定されている | 同じ地域の専用線または中継回線に切り替え、短時間に地域を頻繁に切り替えるのは避ける |
| ページは開くが、再生がずっとバッファリングする | 回線のジッターやパケットロス。夜のピーク時間帯の直結で特に顕著 | IEPL 専用線に切り替え、ピーク時間帯以外にもう一度比較テストを行う |
| 画質が1080pから上がらない | アカウントのプラン、再生デバイス、回線の余裕のいずれかが条件を満たしていない | まずプランとデバイスを確認し、次に夜のピーク時間帯の回線の使用可能帯域を確認する |
| 再生中にビットレートが何度も下がる | 遅延の変動が大きく、プレーヤーが自ら画質を落として安定を図っている | より安定した回線に切り替え、ピーク時間帯の直結を避ける |
| ログイン後に追加の本人確認を求められる | 短時間に複数の地域からログインし、不正検知に引っかかっている | よく使う地域を一つに固定し、頻繁な切り替えを減らす |
配信サービスの地域区分や不正検知のルールは随時変更されるため、今日の対応状況が長期にわたって続くものではありません。本サービスは特定のサービスが永続的に利用できることを保証するものではありません。回線リストは継続的にメンテナンスしており、サービス側の変更があった場合は実測結果に基づいて判断します。
著作権は地域ごとに個別に許諾されるため、配信開始時期、話数、字幕や音声のバージョンが異なることがあります。アカウントの問題ではなく、出口の地域を切り替えればその地域のライブラリが表示されます。
まず出口が本当に目標の地域になっているか確認し、ブラウザのキャッシュを消すか再生ページに再ログインしてみてください。それでも利用できない場合は、同じ地域の別の回線に切り替えます。同じ地域でもアドレスブロックが違えば、サービス側の判定結果が変わる可能性があります。
一概には言えません。まずアカウントのプランに4Kが含まれているか、再生デバイスが4Kに対応しているかを確認し、そのうえで夜のピーク時間帯の回線の状態をチェックしてください。回線のジッターやパケットロスがあるとプレーヤーが自ら画質を落とすため、そうした場合は速い回線に変えるよりも安定した回線に変えるほうが効果的です。
変わります。配信サービスの不正検知ルールや地域区分は随時変更される可能性があり、本サービスは特定のサービスが永続的に利用できることを保証するものではありません。回線リストは継続的にメンテナンスしています。変更があった場合は実測結果に基づいて判断し、具体的なサービスと地域はチケットからフィードバックいただくこともできます。
本サービスはデバイス台数の制限がなく、Windows / macOS / iOS / Android / Linux にインストールできます。なお、一部の配信サービスでは同じアカウントの同時再生に独自の制限があり、これは回線とは関係ありません。
目標の地域に合わせて回線を選ぶか、まず月額プランとトラフィックパックの違いを確認しましょう。
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